高畠華宵大正ロマン館
花園少女展?かいち・フォーゲラー・華宵?

写真1小林かいち《彼女の青春》

 『謎の画家」小林かいちを紹介する展覧会です。今回の展覧会では、かいち作品339点を展示します。かいちの作品をこの規模で展示するのは、全国でも初めてとなります。小林かいちは、アール・デコ的な作風を得意とし、多くの絵封筒、絵はがきを制作しました。それにもかかわらず、大正から昭和にかけて京都で活躍したこと以外は生没年や性別さえも判明しておらず、現在その画業の検証が最も望まれている画家の一人です。
 また、小林かいちをドイツの画家ハインリッヒ・フォーゲラー(1872-1942)、高畠華宵と比較展示することも本展の大きな試みです。一見何の関連もないかのようにみえる3者ですが、花のモチーフと少女像を用いることによって抒情性を表現したという共通性があります。

日付 2007年4月6日(金) 〜 2007年6月10日(日)
開催時刻 10:00?17:00
会場 高畠華宵大正ロマン館  地図情報はこちら
入場料 一般 600円(20名以上の団体は500円)
小学生 300円
身体障害者手帳をお持ちの方 500円 
お問い合わせ先 089-964-7077 
備考 休館日 毎週水・木曜日(但し5月3日は開館) 
  • 写真2
    H・フォーゲラー《春》
  • 写真3
    高畠華宵《胡蝶》

団体情報

住所 〒791-0222  東温市下林
連絡先 TEL:089-964-7077   FAX:089-964-7222   E-MAIL:museum@kasho.org
ホームページ http://www.kasho.org
主な活動内容 高畠華宵(宇和島市出身、1888-1966年)の画業の検証、紹介を活動の中心としています。
12,000点を超える館蔵品による企画テーマ展、華宵以外の画家を主に紹介する特別展を
一年に各2回づつ行っています。